シントラという街

昨日、無事にアメリカへ帰国しました。帰路は飛行機の遅延で乗り継ぎがうまく出来なかったり、いろいろ難儀しましたが何とか戻ってくることができました。このエピソードはまたあらためて書くことにします。


ポルトガルの旅3日目は、リスボンから鉄道で40分のところにあるシントラという古い街に行ってきました。遺跡もあり世界遺産の「自然と文化遺産」に登録されている街だそうです。
リスボンのロッシオ駅が始発。

ここもまたポルトガル独特の建築である『マヌエル様式』で建てられた豪華な駅舎でとても駅とは思えない豪華さでした。電車は時間通りに出発。おっとその前に切符を買わねばいけません。窓口が混雑していたので自動発券機に挑戦。でも案の定わからずどうしたものか…と思っていたら、突然ポルトガル語で話しかけてくるおじさんがいて、すべてを教えてくれました。というか、シントラって言ったら、そのおじさんが全部操作してくれて無事に切符を購入することができたのです。あぁ〜なんて親切なんだろう!でもこのおじさん、親切なんだけど自分の切符を持って改札通ったあとゴミ箱あさってたんですよね…何者なのでしょう(--);ちなみにリスポンの街は物乞いの人が大変多いです。路上生活者も結構みかけました。

さて、シントラ往きの電車は時間きっちりに発車しました。各駅停車で決して速くはない電車だけれど快適でした。車窓からもポルトガルならではの街並みをみることができて40分はあっという間でした。この日もよい天気でしたが少々肌寒い感じでした。


シントラではムーア人の城跡と王宮(14世紀の初めにエンリケ航海王子の父ジョアン1世が建てたもの)に行きました。
ムーア人の城跡は現在残っているのは城壁だけで、そこを歩くことができます。標高450mの山にそびえる城跡なので、すばらしい景色を見ることができるのですが、それと引き換えに、海からの強風を直接受けて、ろくに手すりもない狭い城壁を歩くのはかなり怖かったです。



王宮は入ってすぐの白鳥の間(天井には27羽の白鳥が描かれています)と15〜16世紀の古いアズレージョで覆われたお部屋がとても印象的でした。とにかく豪華な王宮でした。


たまたま訪れたのが土曜日でイベントをやっていたようで、王宮前の広場にはクラッシックカーがずらりと並んでいました。王宮とクラッシックカー。なかなか面白い組み合わせでした。

ところで、今回利用した電車はとても快適でした。車内もとてもきれい。Morgantownには電車がないので半年ぶりの鉄道利用です。なんだか懐かしい感じがしました♪

10月1日 pm10:00 今日から10月。アメリカ生活も折り返し地点になりました。のこり半年充実した時間を過ごせるようにしたいとあらためて思います。