Obstetrics/Gynecology

月曜日の病院訪問に引き続き、昨日と今日で2ヶ所の産科婦人科クリニックに行ってきました(^^) 昨日は助産師による産科外来での妊婦健診、今日はウィメンズヘルス・ナースプラクティショナー(WHNP)による婦人科検診に同席させていただきました。
※ アメリカのナースプラクティショナー(NP)は、看護師がさらに教育(主に修士課程)を受けて得られる資格で、自ら患者さんの診察を行い、必要があれば検査をオーダーし、診断に基づいた治療(一定範囲の薬の処方も)を行うことができる資格。手術やより専門的な治療が必要な場合は、専門医へ紹介。それぞれの専門分野(女性、小児、成人、老年、救急など)における急性期から慢性期の疾患の管理、健康教育、各種相談などをする看護職のこと
昨日のクリニック(↓) 



今日のクリニック(↓)



どちらのクリニックも妊婦さん・患者さんはもちろんのこと、医療従事者にも快適な環境が整っていました(^^) 待合室の雰囲気、診察室の雰囲気やプライバシーの確保、感染対策、医療従事者同士の連携…etc 日本とは違うところもたくさんあり、見学させてもらっている間、いろんなことが頭をよぎりました。

妊婦さんや患者さんの多くは、毎回同じ助産師あるいはナースプラクティショナーの診察を受けています(予約制)。日本でいう担当医師のようなもの。すでに良好な関係が出来ていて、生活状況の変化なども会話の中から理解できます。と言うよりも、助産師やナースプラクティショナーが病気のことだけでなく、患者さんの全体像が把握できるようなコミュニケーションを意図的かつ自然にしているということです。診察が終わった後の患者さんたちの顔はとても満たされた感じでした(^^) 

そして何より今回印象的だったのは、お世話になった助産師とナースプラクティショナーの働き方です。二人とも生き生きとしていて、楽しく仕事をしていて、とにかくカッコ良かった…(^^) とっても魅力的なお二人でした♪ 

昨年の3月末にアメリカに来てから、助産師の仕事とはかなり縁遠い生活をしていたので、この3日間はとてもとても刺激的な日々でした。そしてこのような充実した病院訪問が実現した背景には本当にたくさんの人たちの協力と手助けがあったことにあらためて感謝しています。もし私が仕事を再開することが出来たら、この貴重な経験を活かして、生き生きと元気に働きたいなぁ〜とあらためて思いました♪

3月9日 pm9:00