お墓参り?

お盆、日本はさぞかし帰省ラッシュで大変なことになっているのではないかと思います。今日が迎え火で16日が送り火送り火といえば大文字焼き。京都の五山の送り火もそうですが丹波大文字もいいものです。今度はいつ見れるでしょうか〜?
さて、お盆で私が思い出すのは、仏壇のお飾りと仏さんのごはん(我が家ではそう言ってました)です。
仏さんのお飾りは、里芋の大きな葉っぱの上に(本来は蓮の葉らしい)茄子に短い木の棒を4本さして脚に見立て、とうもろこしのヒゲでシッポをつけた馬と、胡瓜で作った牛を飾ります。この馬と牛は、ご先祖さまの霊が、馬に乗ってサッと早く来ることができるよう、そして、帰りは牛でゆっくり戻ることができるようにという意味を込めて準備するのだそうです(ただし、宗派や地域によって違いがあるみたいです)。さらに、赤いホオズキも準備します。
そして仏さんのごはんは、柿の葉のお皿に載せた、そうめん、お米、なすびやキュウリのみじん切りを盛り合わせたおかずとだんごなどです。今年も実家では準備したと言っていました。昔はお墓の墓石の前にもお供えしていましたが、今は動物達がやってきて荒らしてしまうので食べ物のお供えはしないことになったそうです。
で、今日は午前中にちょっと近くの公園までドライブ。夫がオフィスに行く前に連れて行ってくれました。そして途中こんなところの前を通りました。


お墓です。芝刈りをしている人がいました。芝がきれいに手入れされています。墓石の前にかわいい花束があるのも見えました。どなたかが最近お参りに(というのかなぁ〜)こられたのでしょうか?
この墓地、住宅街の一角にあって、明るくてOpenな雰囲気です。日本のお墓とはちょっと雰囲気が違っていて不思議な感じがしました。
という訳でお盆を思い出したのであります。日本では今頃、たくさんのご先祖さまの霊が家族と一緒に過ごしているのでしょう。
8月13日 pm7:40